疾患について

脂質異常症

生活習慣病 2017 07 18

脂質の異常と動脈硬化

血液中のLDL(悪玉)コレステロール)や中性脂肪が増えすぎたり、善玉(HDL)コレステロールが少なくなったりする状態を脂質異常症といいます。高脂血症といわれることもあります。
脂質異常があると、動脈硬化が起こりやすくなり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患を発症しやすくなります。特に、LDLコレステロールが高いと、血管の壁にコレステロールがたまりやすくなり、血管にプラークという瘤のような病変ができます。これが破裂すると突然、血管が詰まり、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことが知られています。このプラークの有無は、頸動脈エコーの検査で簡単に検査できます。

また、中性脂肪が高値となると、動脈硬化の悪化だけでなく、急性膵炎のリスクが高くなることが知られています。

脂質異常症の自覚症状

脂質異常症の方の自覚症状は、ほとんどありません。

脂質異常症の診断基準

LDL(悪玉)コレステロール 140 mg/dl 以上 → 高LDLコレステロール血症
善玉(HDL)コレステロール 40 mg/dl 以下 → 低HDLコレステロール血症
中性脂肪 150 mg/dl 以上 → 高中性脂肪血症

高血圧の原因

高血圧の約90%は原因不明の本態性高血圧です。遺伝的に高血圧の体質がある方に、加齢の要素が加わると発症する頻度が高くなります。食塩の過剰摂取、肥満、アルコール多飲、ストレスなどの生活環境の因子が影響して発症します。

脂質異常症を治療する目的

脂質異常症を治療する目的は、血液中の脂質をコントロールして心臓病や脳卒中などの動脈硬化により発症する疾患を予防することです。動脈硬化は脂質異常だけではなく、肥満、高血圧、血糖値の上昇、喫煙もリスクになります。

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